あと払いPaidy、ご存じですか?通販代金の決済をスマホのメールアドレスと携帯番号だけで与信して販売決済代行する会社です。Amazonはじめ多くのネットショップで買い物ができるあと払いサービスです。
これの何が凄いか、勤務先や収入など申告しないで携帯電話番号とメールアドレスだけで決済承認する与信ノウハウ、与信手法に驚いてしまいました。
しかし、よくよく考えてみるとあと払い、つけ払いはとってもシンプルな与信している業種が有るんですね。例えば、電気、ガス、水道もみんなあと払いです。電気代なんか月1万円以上することがあってもあと払いです。
それなのに金融クレジットの与信となると身分証に勤務先や住所、年齢など多くの個人情報を開示しないと与信出来ない仕組みですが、Paidyと比較するととても難しい与信システムになっています。
与信するうえで一番チェックすることは、①実在の本人かどうか、②支払いが出来るかどうか、この2点です。この2点をPaidyでは携帯電話とメールアドレスで審査、判断しているのでしょう。とてもシンプルです。少額な買い物についての与信審査をこの2点にしたその手法は従来の与信手法から大胆かつ緻密に計算され、ブレークスルーした発想だと思います。
しかしながら、この与信手法でしっかりとコントロールされ、不良債権、未回収が発生しなのであれば本当にすごいと思いますが、その成果は未公表のようですから是非とも知りたいところです。