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消費者金融、変革の種は自己にあり!

上場会社となれば、その会社にはたくさんの財産が有ります。財産以外に負の遺産もたくさんあるかも(笑)

自社の財産をどこまで把握しているか、その財産が負の遺産ではなく本物の財産であるか、その財産を俯瞰して現下のビジネス環境から応用できる余地がないか、そんなことを考えていけば色々とアイデアが出てくるのではないだろうか?

羨ましい環境なのにどうして何もしないのだろうかと思ってしまいます。

 

当社ではその昔昭和48年頃、ZD運動と言う活動をやっていたことがありました。債権管理(貸付・回収)データを外注の電算会社に委託していましたが、その中で手書きの伝票にミス・間違い記入があると電算会社でエラーが出てスムーズなデータ集計が出来なくなるので、ゼロ・ディフェクト、ミスゼロ運動をしていました。このような運動はそれ以後は有りませんでしたが、昭和60年になって支店現場での改善活動をやることが必要だということからQC活動を導入することとなり現場での自主的なQC改善活動が始まり、その発表会として全国QC発表大会を行い、その中で優秀な改善事例を表彰することとしました。また、この活動と連携して全社員が自由に提案できる改善提案制度も導入しました。

 

良く「宝は現場にあり」と言いますが、マニュアルも大事ですが現場での臨機応変のbetter・bestの対応が出来る職場環境、風土を作ることがQC活動の狙いでした、そして、QC活動はPDCAを回す「仕事の教科書」でもありました。

 

変化、革新を作るの人、ヒトです。社員でも経営者でも誰でも良いのです。変革の種は自己にありです!